みなさん、想像してみてください。
「もし生まれた瞬間からNISAをフル活用できたらどうなるのか?」という、まさに夢のようなシナリオを。
もちろん未だ制度上できない話ですが、可能性の話としてシミュレーションをしてみると、とんでもない未来が見えてきます。
0歳からNISAを最速フル活用した場合のシミュレーション
仮に、子どもが生まれてすぐにNISA口座を開設し、年間最大投資枠360万円(=月平均30万円)を5年間かけて満額投資したとします。
投資対象は王道の S&P500インデックス(年利7%想定) としましょう。
- 0歳〜5歳までに合計 1,800万円 を投資
- その後は追加投資をせずに、運用だけを続ける
この条件で20歳の誕生日を迎えたとき、驚きの結果が待っています。
▶︎ 20歳時点での資産額:約6,000万円!
この約6000万円という金額は、投資元金1800万円に対して、運用益の約4200万円の合計です。
もし通常の特定口座であれば
税金として運用益の20.315%(約850万円)が差し引かれ、約3350万円になります。
これがNISAのパワー、この差は大きすぎますよね!!
「20歳のお祝い」に6,000万円を贈れたら?
想像してください。成人式の日に「誕生日おめでとう。これ、お祝いのNISA口座だよ」と、
6000万円の資産をプレゼントすることができたら…
お金のためだけに働く必要は、ほとんど一生なくなるかもしれません。
働く理由が「生活のため」から「やりたいことのため」に変わるのです。
この資産の価値、意味等、いろんな話しになるでしょう。
人生の選択肢が一気に広がる姿が目に浮かびませんか?
放置するだけで資産はさらに膨らむ
ここで「じゃあ、そのまま放置したら?」と考えると、数字はもっと衝撃的になります。
- 30歳時点:約1億2,300万円
- 40歳時点:約2億4,800万円
- 50歳時点:約5億円
- 60歳時点…約10億円に!
これが 複利の力 です。
「時間」と「継続」が味方になったとき、資産形成はこれほどまでに爆発的な威力を持つのです。
感動すら覚えるNISAという仕組み
この試算を見て、「いやいや、そんなの一部のお金持ちしかできないでしょ」と思われる方も多いと思います。
確かに、月30万円を5年間積み立てるなんて現実的には難しい。私自身もそう感じます。
しかし大事なのは、
こうした「とてつもない可能性を秘めた制度」が 日本に住む誰にでも平等に用意されている という事実です。
しかも「再現性の高い資産形成の手段」として。
この点に私は感動すら覚えます。
まとめ:夢物語のようで、現実味のある制度
今回の試算は、極端な例でした。
- 富裕層しか実現できない投資額
- 子どもにいきなり巨額の資産を与えることの教育上の問題
こうした課題は確かにあります。
しかし、それでも「NISAという制度が持つ破壊力」を肌で感じてもらえたのではないでしょうか?
次回は
- 実際に考えられる問題点
- そして『私ならこう活用する」という具体的な方法
についてお伝えしていきます。
どうぞお楽しみに!
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