プロフィール
- Sさん(36歳・男性)
- 大阪市在住
- 医療従事者(病院勤務)
- 年収:約750万円(内 : 妻約250万円)
- 家族構成:妻と10歳、8歳の4人家族
- 住宅ローン返済中
きっかけは「子どもたちの将来」
「長女がそろそろ中学。この先の教育費って、どれくらいかかるんですか? 今は貯金もあまりなくて、ローン返済で手一杯で…」
医療関係者の飲み会で、そう話してくれたSさん
彼は友人の後輩で、病院に勤務しており現在は奥様と10歳・8歳の二人のお子さんと暮らす4人家族
数年前にマンションを購入し、現在も住宅ローンの返済が続いています
「NISAは、すでに始めてるよね?」
私のなにげない一言から、後日ふたりで再び会うことになりました。
このまま貯めるだけでは漠然とした不安が…
- 預金口座には余裕があった月に少しずつ入れているが、思ったように増えていかない
- 住宅ローンがあと25年以上あり、貯金に回せる額も限られる
- 子ども2人の大学進学が重なる10年後が怖い
- 老後のことは「想像もつかず、漠然としていて何から始めたらいいか分からない」
「今までは、今を優先させてばかりいて…先は先でなんとかなるかな、と… けどこのままだと、何も間に合わないような気がしてきたんです」
そんな不安を、彼は率直に話してくれました。
投資って関係がない…からの第一歩
私は、SさんにNISA制度の基本と、「時間を味方につける投資」の仕組みを簡単に説明しました
すると彼は少し驚いた様子でこう言いました。
「え?投資って、そんなに少額からできるんですか?
しかも、利益が出ても税金かからないって……全然知らなかったです」
特に、「非課税」のメリットと、月1万〜3万円程度の積立運用で将来の備えができる点に、大きな関心を持たれていました。
「老後」と「教育費」の“ダブルの壁”をどう乗り越えるか
Sさんのように、30代半ばで2人の子どもを持ち、住宅ローンも抱えている世代は、これから「教育費のピーク」と「老後資金の準備」がほぼ同時にやってきます
しかも、物価は年々上がり続け、現金を預金しているだけでは実質的に“目減り”していく時代です
だからこそ、“お金にも働いてもらう仕組み”が必要になります
NISAは、その第一歩として非常に使いやすい制度です。
Sさんが描けるようになった“具体的な夢”
もしただ単純に月3万円を20年間貯金していた場合は計720万円。しかも20年後のお金の価値は下がっていると考えられます(年2%インフレし続けたとして実質約430万円ほどに)
もしNISAで年利7%で20年間運用した場合は、約1,570万円(内、運用益の約850万円は非課税)の資産が形成できる可能性があります
長期的にはこうやって積立て投資を、短期で必要な資金には貯金で対応、などなど……
これからの具体的な話しで盛り上がり、可能性があるからこそ浮かんできた夢を口にしてくれました。
- 子どもたちを奨学金に頼らず大学へ送り出す
「10年後、“うちは大丈夫だよ”って言いたい」 - 定年後は“週3日勤務”で、心と体に余裕のある働き方へ
「NISAを知って選択肢に感じ始めた」 - 子供たちが一人前になれば2人で海外旅行を
「イタリア旅行に行けたら最高」 - 親の介護や“もしもの時”に備えるゆとり
「余力があれば、介護も自分たちらしく選べる」
具体的にすぐに始めないと!
「教育費と老後——どちらとも漠然と考えていましたけど、
具体的に“何とかなるかもしれない”方法を知って、本当にスッキリしました!」
「今までは“投資なんて自分には縁がない”と思っていたし、どこかでなんとかなるよね、と思っていました」
「でもちゃんと向き合ってみると、今のままでは何ともならない…
家族の未来を守りたいと思ったら、今すぐ始めることが一番いいタイミングだと感じました!」
まとめ
資産形成とは、ただ「お金を増やす」ことではありません。
それは、“未来に向けた選択肢を持てるようになる行動”です
Sさんのように、
「なんとなく、何か始めなきゃ……でもどうしたら?」と悩む人はとても多いです
でも一つだけ確かなのは、
“何もせずに過ぎていく時間こそが、最大のリスク”だということです
NISAは、難しい制度ではありません。
むしろ、“家族を守りたい”と思っている人にこそ使ってほしい、
今の時代に必要な「お金の具体策」なのかもしれません
これからも一緒に伴走していきます。
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